公開シンポジウム「AI-ELSI」
INFORMATION
ディープラーニングを代表とする機械学習の進展によって、巨大なデータ群をもとに複雑な認識?判断を行う人工知能(AI)が実用化の段階に入った。ところが、AIが社会に浸透?普及するにあたって、その濫用や誤用?誤解への懸念も小さくない。2010年代以降数多くの政府やNPO、超国家組織(欧州共同体、OECDなど)がAIの設計?製造?運用にかかわる倫理指針を発表してきたのがその表れである。本シンポジウムは、生貝直人氏による基調講演「EUデータ法およびデータガバナンス法について」をはじめとして、AIと倫理に関わる現代から近未来にかけての課題を俯瞰すると同時に、政府規制?教育?社会応用における具体的課題に関して、第一線の論者を招き総合的かつ多面的に討論する。
講師
一橋大学大学院法学研究科准教授、ビジネスロー専攻所属
生貝 直人 氏
慶應義塾大学総合政策学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(社会情報学)。東京大学附属図書館新図書館計画推進室?大学院情報学環特任講師、株式会社情報通信総合研究所研究員、東洋大学経済学部総合政策学科准教授等を経て2021年4月より現職。東京大学大学院情報学環客員准教授、東京芸術大学特別研究員、東洋大学大学院経済学研究科客員教授等を兼務。専門分野は情報法?政策、特にデータの保護と活用、デジタルプラットフォーム、AI規制等に関わる欧州?米国等との比較法。
株式会社KDDI総合研究所勤務
加藤 尚徳 氏
株式会社KDDI総合研究所において、情報法制(プライバシー?個人情報等)を中心とした法制度や技術の調査?研究?コンサル業務に従事。また、大学の非常勤講師として、情報法、知的財産法、情報セキュリティに関する講義を担当。総務省平成26年度戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE、国際連携型研究開発)「プライバシーに配慮した情報提供を可能にする高度知識集約プラットフォームの研究開発(iKaaS)」共同代表。
詳細情報
名称
対象者
申し込み
- 事前申し込み 必要
本学学生:
参加費 無料
以下のメールアドレスから、お申し込みください。
yukoim@rikkyo.ac.jp
教職員、校友、一般:
参加費 有料
以下のwebサイトよりお申し込みください。(会員登録必要)